【花巴 (奈良県 / 美吉野醸造)】
奈良県吉野を流れる吉野川沿いにある美吉野醸造。蔵を見下ろす吉野山には、皇族貴族から一般の方に至るまで様々な人々から崇められている、修験道の根本道場「金峯山寺 (きんぷせんじ)」があります。金峯山寺の本堂でもある有名な「蔵王堂 (ざおうどう)」は、日本の国宝でもあり、世界遺産に指定されています。吉野では昔から林業が盛んで、吉野川上流の川上村は、室町時代からおよそ500年の長い歴史を持ちます。そこでは、山から切り出した杉を「樽丸」と呼ばれる材質に加工され、吉野川をイカダで通り、和歌山へ。そこから船で西宮に行き樽に、堺では桶に加工されました。このような歴史背景から、美吉野醸造では吉野杉による木桶仕込みを60年ぶりに復活させました。
蔵を代表する限定流通ブランド「花巴 (はなともえ)」は、高温多湿な奈良・吉野の独特の風土の中、山廃仕込み・水もと仕込み・速醸仕込みの三つの製法で、酸をいかした酒造りで醸されます。
ここでいう酸とはただ酸っぱいだけでなく、調和のとれた酸です。酸だけが目立つのではなく、そこに米の旨みなどが絶妙なバランスを保ちます。ぜひ、ご自身の舌で吉野の気候風土に逆らわずに生まれた限りなく自然に近い酒を味わってみてください。「吉野の風土に寄り添い、感動を与え、腑に落ちる酒」、酒造りにおいて決して恵まれた環境とはいえない地で生まれるオンリーワンの酒です。
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