【春鹿 (奈良県 / 今西清兵衛商店)】
奈良県奈良市にある今西清兵衛商店の創業は明治17年(1884年)で、明治に造り酒屋として独立するまで、蔵元の今西家は春日大社の神人(じにん)として47代・千三百年にもわたり酒造に携わってきた家系です。今でも春日大社との縁は深く、3月13日に行われる日本三大勅祭である「春日祭」に供御される白貴(しろき)は、昔ながらに春日大社内の酒蔵「酒殿」で醸すため、杜氏、蔵人が赴きます。
蔵の代表銘柄である「春鹿 (はるしか)」は、春日の神々が鹿に乗ってやってきたという伝説から「春日神鹿(かすがしんろく)」と名付けられた後、春鹿となりました。「諸白造り」「段仕込み」「火入れ」など、室町時代にかけて奈良で確立された画期的な技法と、奈良を指す地名「南都」より「南都諸白」と呼ばれた伝統を今に伝えています。
酒質は、やわらかく米の自然な甘味を感じます。人気の超辛口タイプは、キレと旨みをもつ食中酒タイプの酒です。
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